我が心の偉大なるジョアン
O grande João do meu coração 我が心の偉大なるジョアン
(Amazon Records GPHR-20001)
本日リリース!
このCDの企画の始まりはごく私的なもの
いろいろ頂き物をしたり、お世話になったりしている人達
お世話になりっぱなしなのは心苦しくて
なにかお返しできるものはないか、と云うことで思いついたのが
ご挨拶がわりに非売品のCDを作ってお送りすること
僕の場合一人で完結するし50枚もあれば十分だし…
どんなレパートリーをやるか…
その時はジョアンのことは頭にはなかった
でも優柔不断でなかなか動きださなくて…時だけが過ぎて…
そこに昨年7/6ジョアンの訃報
その後新聞雑誌に追悼原稿の依頼をいただいたり
ジョアン追悼コンサートにお誘いいただいたり
おかげでジョアンのことを考える時間が急に増えた
そして文章だけでなく演奏の形でも
リスペクトの気持ちを表現したいと思うように
ライナーにも書いたけど
正直僕はジョアンのフォロワーとは言えない
ジョアンの世界は同じスタイルで演奏するものとして
避けて通ることはできないけど
音使いや歌い方を真似たりしたこともない
と云うか大雑把な僕にはできない…僕は僕のやり方
CDデビューした頃の「日本のジョアン」と云うコピー
ピエール・バルー氏が歌の中で
…ジョアンを思い起こした…と歌ってくれたりしたことで
僕のことをジョアンのコピーだと思った人も
でも、ジョアン信奉者の人にはウケが悪くて
全然違う…なんて言われたりして正直嫌な思いも…
日本のジョアン…と云うコピーを固辞すると
意外と思うプロデューサなんかもいたけどそう云う経緯があったから…
そこからは非売品のCDのテーマを
…ジョアンに捧げる…しようかなと思い始め
それからいろいろ、あれこれあって…
回り回って私家版のはずだったCDは
Amazon Recordsからリリースする事に…
CDのほかハイレゾなど各社から配信も
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新しいCDアルバムの発売、おめでとうございます。ジョアンが亡くなって、数日で1年になるんですね。ジョビンが亡くなったと聞いて、それまで親交を絶っていたジョアンは、泣き崩れたと聞いています。天から授かった才能を失うことの悲しさだったのでしょうか。ジョアンも不世出の存在でした。「光のパシスタ」の中で、敬愛を込めてジョアンのコンサートの模様を書き込みました。この程、善郎さんが、無心でジョアンへのオマージュを示されたと云うCD、是非入手したいと思います。このアルバムがコロナ禍で、ライブに行けない寂しさを埋めてくれると思います。善郎さんのご健康と益々のご活躍をお祈りします。
投稿: 宮嵜 道男 | 2020年7月 2日 (木) 10時21分