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    中村善郎のホーム・ページ。 プロフィール、ディスコグラフィー、ライヴの案内や近況、 中村が講師を務めるボサ・ノヴァ講座のご案内、そして中村の書いた小説やエッセイ、 時にはボサ・ノヴァを演奏する上での秘訣などを掲載します。
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2013年9月21日 (土)

少し前の嬉しかったこと

 「昔からボサ・ノヴァが好きでレコード聴いたり、たまにライヴにも行ったりするんだけど…」
少し前の話で恐縮。年配のおじさんが、と言っても歳を訊いたら僕と殆ど同じ…でも極楽とんぼの僕と違って会社なんかでは結構エラい人なのかも…嬉しそうに話しかけてきた。おじさんはルイス・ボンファとかラウリンド・アルメイダが好みらしかった。
 「…なんか音が違う気がしてたんですよ…昔LPなんかで聴いて良いな、と思っていた音とちょっと違う…。まあでも、そんなもんかも、と思っていたんだけどね…今日センセーの演奏初めて聴いて、これこそが好きだった音だ、と実感したんですよ。
 それで何が違うのかな、と思って良く見ていたんだけど…気がついたのが…ケーブル。
センセーのギターはなにもないただのギターだけど、他の人たちは大抵ケーブル刺してる…その音が違うんだよ…ケーブル刺したギターはなんか色気ないんだよね…」
 この方失礼ながらルックスとは違って案外繊細…
 「今のご時世ではそれが当たり前なんだろうし、気にもしてなかったけど、結構音の印象ちがうよ…セッションでもケーブルなしで大丈夫なんだね…」
 僕も同じ音に憧れた人間。昔はエレアコなんかなかったし、ドラムやベースが入っても普通に生ギターで対応してた…僕はその時代の音に慣れてしまっていて、エレアコは試してみたけど、結局馴染めずあきらめた格好。PAの人や共演してくれる仲間はもしかして大変な思いをしてるのかも知れないけど、このスタイルは変えられない。
 おじさんは、このスタイルにも価値がある事を認めてくれた…それが嬉しかった。でも、センセーと呼ばれるのはね…?
センセーと呼ばれるほどのバカだから…

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コメント

こんばんは。
私も趣味で一応、弦楽器を弾いたりしますが、スピーカーで鳴らすと会場に音が広がります。
でも、胴とは違う方角で音が鳴るから、一体感がちょっと…。
三味線でもギターでも、キュッとかキュイッといったノイズが、なんとも言えない味になり、本人との一体感になる。

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