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2011年4月11日 (月)

ノンPAの演奏について考える。

ツィッター・ネタから…。赤坂、浦和とノンPAの演奏が続いた。ノンPAは難しいと思われている。でも考えてみると、邦楽やクラシックの演奏は殆ど全部その状態。当たり前と言えば当たり前。赤坂も浦和も小さい会場だったけど、僕も今まで最高100人超規模の会場くらいまでノンPAで演奏したことがある。だからあまり抵抗はない。客席がガヤガヤとしている場所はさすがに無理だが、ある程度聴く側も体制を考えてくれれば、ボサ・ノヴァのようなスタイルでも可能だと思っている。逆にサウンドの細部まで聴いて頂けるという意味では、最高の状態だとも思う。PAを使うとどうしてもニュアンスが乏しくなる。良いPAはそれがないけど、その分お高いのかも。
アコースティックの演奏をする人はノンPAを意識しておいた方が良いと思う。ソロだけでなく、セッションでもノンPAは充分可能。その際、お互いに気を使いすぎて小さくなってはいけない。前を向いたまま演奏しながら、それが重なり合うような状態。歌舞伎や能の囃子方の誰もお互いを見る事がないけど、あの状態がベストな気がする。眼と耳というより肌の感覚でお互いの存在を確かめ合っている状態。
ささやくように歌い演奏すると評されるボサ・ノヴァだが、その音はやせ細った小さな音ではなく、空間を包み込むスケールを持った柔らかいサウンドで出来ていると思う。声と音に重さがあれば、それが可能だし、表現の一つの形としてとても魅力的なものだと思う。
ここからはツィッターからの転記。ノンPAセッション、ヴォーカルのコツ。先ずは腹式呼吸の徹底。より重心を低くする。声を前に出すのと同時に自分の後ろにも広がって行くイメージを持つ。会場全体をサウンドで包み込むような感じを持てれば…。セッションの時は他のメンバーに合わせてもらうのではなく、お互いに前を向いて演奏しながら、それが重なるような状態を保てないと、チープになってしまう。

次は4/12@渋谷レザールで震災チャリティ・ライヴ。ジャズ評論家の小川隆夫さんプロデュース。夜8時くらいからだそうだ。 http://ogawatakao.exblog.jp/

それからまた大阪と愛知・吉良にうかがいます。
Special Solo Live Tour
●4/14(木)20:00〜 大阪Ten-on
大阪市旭区高殿7-15-5
TEL 06-4254-0172 rxu00261@nifty.com 
開場19:00 開演19:30 予約:¥3000 当日:¥3500
http://homepage3.nifty.com/ten-on/

●4/16(土)愛知・吉良 Jazz Club Intelsat 
幡豆郡吉良町上横須賀神田44-1
TEL0563-35-0972 taka37@katch.ne.jp
開場18:30 開演20:00ごろより
前売3000円 当日3500円
http://www.jazz-intelsat.com/

Twitterも爆(?)更新中。こちらもよろしく。
http://twitter.com/#!/nzbossa

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コメント

はじめまして、いきなりで失礼いたします。
音響機器なしの音色は まさに 音楽!
身体に沁み入りますね。

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